タリーモンスターとは?

号外!タリーモンスターに新事実

60年以上前に化石が発見された、奇怪な古代生物のタリーモンスター。学名の Tullimonstrum gregarium から「トゥリモンストゥルム」と呼ばれることもあり、長らく軟体動物だと思われていたが、実は脊椎動物だったことが3月16日付の科学誌「ネイチャー」で発表された。3億年以上前に川を泳いでいたモンスターは、魚類をはじめ、鳥類、爬虫類、われわれヒトなどが属するグループのごく初期における仲間だったわけだ。(参考記事:「5億年前の奇妙な新種化石を発見、全身トゲだらけ」

 

「みんな大好きタリーモンスター」

アノマロカリスにロマンを感じる人なら、きっと好きになる「タリーモンスター」ちゃんの最新ニュースでした。

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ナショジオアッテンボロー氏の自然番組大好きながら、恥ずかしいことに実は知らなかった「タリーモンスター」。


最近発表された最新の研究によると、このケッタイな形の生物は、初期の脊椎動物で間違いないらしい。

 

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というか改めて見直しても、ヤツメウナギの仲間というものの、何物にも似ていないオリジナルの見本みたいな動物である。3歳児のラクガキよりもオリジナリティーがあるではないか。全体的に失笑モノな、ゆるキャラとしても残念な出来も涙をさそう。

 

まず最初に目を引くクチバシ。ジョウロのように伸びたクチバシ?の先には、まさかの凶器チックな口が。

 

イカのような、おまるのような座りのいいマルッとしたボディもなかなかのものだが、そこから突き出た一対の眼に、創造主の遊び心というか、やる気のなさを感じる。就学前の子どもでも、も少し気の利いた造形を描くだろう。まさにラクガキ以下。まさに初見殺し。

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しかしよくよく見ていると、なんとも愛嬌のある形状に、最初の失笑とは異なった笑いがこみ上げてくる。

 

しかもこいつは捕食者でもあったのだ。発見された化石で最大30cmもあったタリーモンスターは、当時最大最強であったアノマロカリス様が約1mであることを考えると、かなり上位のプレデターにランクインすると思われる。

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堂々たるアノマロカリスさま

 

 

重ねていうが、この形状で、である。皇帝アノマロカリスの四天王の一角がこいつ。ププッ(^m^)→

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タリーモンスター

最初にバージェス頁岩(けつがん)動物群を世に知らしめたグールドさんも、生きていたらこの珍妙な、しかし不思議な魅力のあるこのタリーモンスターの新発見を、ページ数をさいて紹介したに違いない。

 

今日は彼に代わって地球の不思議をお送りした。好奇心があればなかなか退屈しない世の中であると言える。