アッテンボローと言えば
さて、アッテンボローと聞けば、みなさんはまず誰を思い浮かべるだろうか?
銀河英雄伝説のアッテンボロー提督か、イギリスのサー=デイヴィッド=アッテンボローの二択といったところだろうか。
どちらも同じくらいの熱量で触れたいところだが、今日のトピックは後者でいきたいと思います。
イギリスが誇る、動物ドキュメンタリープレゼンターであり、動物学者
サー=デイヴィッド=アッテンボローと言えば、数々のBBC制作による動物ドキュメンタリーシリーズで有名で、その功績からイギリス王室よりSirの称号を与えられています。
自然科学系では世界一有名な学者でもあり、最近ではあのグレタ=トゥーンベリさんから請われて対談もしています。
まあ言ってみれば、日本の誇るムツゴロウさんの上位互換な存在です。
しかし、麻雀狂で葉っぱ好きの裏の顔もあるムツゴロウさんに対し、アッテンボロー氏はひたすら動物好きが画面から伝わってくる感じですね。
オススメの英語教材
自分がニュージーランドに住んでいた時、よくナショジオ系のドキュメンタリー番組をテレビでよく観ていたんですが、一番面白かったのがアッテンボロー氏の動物ドキュメンタリーでした。
例えば、接写によるリアルさに拘ったカメラアングルとかも圧巻なのですが、何よりアッテンボロー氏のユーモアと動物愛あふれる、癒し系の声のナレーションが、とにかく聴いていて心地良いのです。
イギリス英語は取っつきにくいイメージですが、アッテンボロー氏はゆっくりと語ってくれるので聞き取りやすく、クイーンズイングリッシュならではの格調高い表現も、なんだか講談の名調子のようなカタルシスさえ感じさせてくれます。
おそらくシャドーイングの教材とすれば、最高のイギリス英語マスター教材となるでしょうが、そこまでの英語力もなく、シャドーイングは自分には無理でした。
しかし、英語字幕をオンにして観ていたことで、ずいぶんヒアリングの練習になったのは実感としてあります。
ニュージーランドは面白いことに、一時間遅れで放送している同一のチャンネルが複数あり、同じ番組を繰り返し観るのも、ヒアリングに良い一因でした。
理解が進むと、頭の中で勝手に日本語吹き替えされていき、好きな声優さんが喋っているように錯覚してくるんですよね。
アッテンボロー氏の場合、森本レオかサザエさんののり平ですね。好好爺とした、のんびり口調が実に良いのです。
ということで、最後にBBC公式YouTubeチャンネルにあったアッテンボローTop10オススメドキュメンタリー動画を貼っておきます。
あの皮肉屋のイギリス人をして、国の宝と含意なく言わせるアッテンボローさん、もはや人類の宝です。
にしても動画にもある、歌姫アデルのミュージックビデオで、アデルを野生動物に見立てたアッテンボロー語りは、実に英国らしいユーモアセンスですね。似たのを見たことはあったけど、これが元ネタだったのか!
Top 10 David Attenborough Moments - YouTube
追記
ネトフリックスのドキュメンタリー
「Our planet」