cheerio training method 分隊トレーニング法

cheerio the Ninja St☮g squad training method

ニンジャSt☮g流 分隊トレーニング法

もともと、このトレーニング方法はニュージーランドの若いけれど、連係の取れたチームのために作ったもので、前置きがかなり長いです。トレーニング法は赤い太字のところからなので、飛ばして読んで貰って構いません。

 

 

Hi guys, this is cheerio.
Last Ashburton paintball field game was awesome. That field reminded me this year's national game in Nelson. I was a bit too late to entry, so just watched the competition. But observing from various aspects of the national game, I convinced that individual skills are not much different in each clubs. I felt 2 keys to winning the competition. One is how important to establish the well-coordinated team. The second one is how quick to adopt the game rule or field n enforce the best squad tactics than the enemy.
I've been playing Airsoft from early 1980's all over Japan n here in NZ. Now I find myself not the strongest player, but a unique player. Some know me by sneaking skills, some know me by agility. But my true nature is Tactician. n that made me famous one and only player at least in Christchurch.
 
NZの全国大会に参加して、個人的なスキルには日本もNZも大差ないと感じました。競技に勝つキーポイントとして確信したのは二点。一つ目は十分に調整されたチームワーク。そして二つ目はルールやフィールドにいかに早く対応し、敵より優れたチーム戦術を実行出来るかという点です。
1980年代前半からサバゲーを始め、日本各地やNZで戦ってきて、自分より強いプレイヤーは色々見てきましたが、それでも自分はユニークなプレイヤーであると思います。
野良ハンドガンナーであることから、スニーキングや素早さで知られることとなりましたが、本来的には中学時代に「銀英伝」の洗礼を受けた戦術追求型のプレイヤーです。戦術を追求してきたからこそ、2015単年で503人ナイフキルという記録を作ることも出来ました。
 
 
One ability that I can count on myself with total confidence is sniffing out truly skilled players. During last nationals, I found 2 players out of 110 players. They were the only players who ding my instinct during fighting each other.
They were awarded 2nd, n 3rd of Marksmen competition later.
 
また、自分の能力の中で絶対的な自信があるのは、強敵を嗅ぎ分けるセンスです。
例えば、ニュージーランド全国大会中、110人の参加者の内、2人の戦い振りに目を見張らされたんですが、彼らは最後にマークスマン競技でそれぞれ2位と3位で表彰されていました。
 
Last Hoki 24 hour milsim game, I was so impressed by Ashburton boys(TCA) that tight-knit squad can go much further. There's a limit for a single player even he has exceptional skills. As you seen at Hoki, high skilled squad like Flazza n ReaperNet 2 man-cell from TAG could not only outrun larger number squads, but also controlled vast area by themselves which was likely the main factor for us Russian side won even our base was dysfunctional n totally outnumbered.
 
それから、ホキティカの24時間ゲームでは、TCAのように結束の強い分隊なら、より高度な戦術が取れることを実感しました。
独りで戦うのには限界があるからです。
本当に強いユニットなら、フラッツァとリーパーネットのように、たった2人でもさらに多くの敵を倒すにとどまらず、戦場をコントロールすることで勝利への重要な要素になり得るのです。
 
Even though, it is not enough to be a national champion. There is still TAG the national champion 2016, n NAC from Nelson the champion of champions. n HPA is already a mainstream in north island. they have some advantage especially in the green field.
 
しかしそれでも全国大会勝者となるのは難しいでしょう。フラッツァとリーパーネットの所属するクライストチャーチのTAGは2016年チャンピオンであるし、唯一の複数回チャンピオンのネルソンのNACもいます。
そしてHPA(高圧縮エアー)は北島では主流になっている上、その絶対的な静かさは特に野戦でアドバンテージがあります。
実際に全国大会二日目の野戦で自分がいた分隊は、二度もたった1人のHPA使いに全滅させられました(言わずもがなですが、それが前述のマークスマン2位となったプレイヤーです)。
 
What the most intimidate factor of NAC is that they can corporate together much higher level than the other clubs. For example, they can carry out pincer attack ambush by multiple squads. They even can work well coordinated in the night game. Mogin Black 2man-cell took 50m advance for 15min. Which is not a flash work, but its low n slow move is really deadly in the night game. n what is surprising for me is that I've never ever seen such squad before. They are already next level.
 
特に強調したいのが、複数回チャンピオンであるNACの凄さです。彼らの連係のレベルは他のチームのそれを大きく上回っています。
例えば、彼らは複数のユニットを有機的にリンクしての「挟み撃ちアンブッシュ」も実行可能な上(遠征時それで三分隊がほぼ全滅になりました)、驚くことに夜戦でも連携行動が可能です。
モーギンの2マンセルが50mを15分掛けて前進していたのもその一つで、派手ではないものの、忍耐の必要な、低くスローな動きは夜戦では脅威です。50m前進を15分掛けるというのは実感が沸かないと思いますが、3m強、つまり3~4歩進むのに1分掛けるのと一緒です。
これを単独ならまだしも、複数で真っ暗闇の中、苦も無く成し遂げることに驚かざるを得ません。彼らはすでに次のレベルにいると言えます。
 
 
I felt their mindset itself is far beyond from other clubs throughout national game 2016 NAC hosted. They can think individually but to aim one goal. They even can think better future for Airsoft which is already not a perspective of mere players have. They are no longer just consumers of Airsoft. NAC negotiated n got an authorization to use the national land for national game. That because of their usual effort to promote airsoft in the local community from sausage sizzle to public display.

ニュージーランド複数回チャンピオンの強さの秘密とは?

 
そしてそれを可能にしている秘密に、NACがホスト役となって開催された2016年ニュージーランド全国大会を通して気付くことが出来ました。
その秘密とは、彼らのマインドセット、つまり考え方の根っこの部分です。彼らは個人個人で判断を下しながらも、大きな視点で一つの目標をちゃんと見ています。彼らがそれをちゃんと話し合っているかは訊いていないので分かりませんが、彼らはサバゲーにとっていい未来、つまりサバゲーの普及という共通の目標をちゃんとイメージして行動を取っています。
それは単なる1プレイヤーのものではなく、サバゲーの「消費者」からすでに脱皮しているのです。
たったそれだけ?と思うかもしれませんが、自分が会った本当に強いチーム、強いプレイヤーは、少なくとも単に「相手を倒す」だけのレベルでサバゲーをしていません。そして何より、まず「楽しむ」ことを大事にしています。
 
NACは全国大会でも関係機関に働きかけて、国有地を使用する許可を得たり、取材も積極的に受けています。それを可能にしたのも、普段から地元への広報活動を継続的に行ってきたからと言えます。
種をまいて育てなければ、収穫も得られないものです。同じく、意識が変わらなければ、見えてくる景色も変わりません。
 
Seems a bit too long to explain so far, but I emphasise this again to surpass NAC in the future. We should not lag behind in our mindset itself. I always believe in my mind that I fight as if competing for international levels. Which gives me motive n confidence to get better even by a complete defeat. Cuz even a defeat itself tells me how to enhance my weak point. n I'm happy to compete against the various strong enemies. That's why I join the game of every 5 Christchurch teams.
 

マインドセットの重要性

 
長くなってしまいましたが、自分が言いたいのは、NACを超えようとするなら、根っこの部分のマインドセットで後れを取ってはならないということです。
自分の場合、常に国際大会をイメージして戦っていて、それがたとえ負けても、より上を目指す原動力と矜持となっています。
何故なら、負けから自分のウィークポイントを見つけて改良することも出来るので、より多様な強敵と戦うこと自体が楽しみとなっているのです。
そしてそれこそが、自分がクライストチャーチにある、全5チームのゲームに参加する理由でもあります。
 
 
 
Now I got a clear vision n route to climb up to the national champion. It's not an easy way, but it can be reached if we stretch hand with all our heart. n my own methods of training for both individual fighting skills n squad tactics will certainly show you a whole new world.
 
今こうして全国大会チャンピオンへのルートが明確に見えてきました。簡単ではないですが、個人技に大差はないので不可能ではありません。
そして私がまとめた個人技における戦闘スキルと分隊戦術に、新しい可能性をきっと感じて貰えることでしょう。
 
 
I wrote my tactics here some extent.cheerio tactics chronicle. But it is rather a method of fighting on my own. I'm happy to talk here together how to train ourselves step by step.
 
ここに戦術についてある程度書き記したものがあります。
しかし、ほぼ心理を利用した個人戦術の方法についてのものなので、分隊のトレーニングについては
次のトレーニングを基礎に、チームに合ったものを話し合っていきましょう。
 

cheerio the Ninja St☮g squad training method

ニンジャSt☮g分隊トレーニング法

 
cheerio the Ninja St☮g squad training method philosophy are "If you can't do it in the training, you even can't remember what to do in the real situation", n "Finding out own strong or weak points helps to establish your particular tactics". I call it a Drawer. The more you find own drawers, the easier you can outrun enemy by keeping the upper hand.
この分隊トレーニング法の根底にあるのは、「トレーニングで出来なければ、実戦で実行するのは難しい」ということと、「自身の長所と短所を見つけるのは、自分独自の戦術を確立するのに役立つ」という考えです。
月並みですが、私はそれを“引き出し”と呼んでいます。引き出しが多ければ多いほど、優位を保ったまま相手を出し抜くことが簡単になるのは、自分の単独戦闘の経験から自信を持って言えます。マークされながら2015年単独で503人ナイフキル出来たのも、相手にとって予想不能な立ち回りを心掛けたことがまず第一で、それを支えたのが「引き出しの多さ」ということです。
 
最近すすめられて「亜人」を観たんですが、近年まれに見るイイ悪役のサトウが言ってましたね。「作戦は奇を以って良しとすべし。
 
まさにその通りです。同じく孫子の「兵は詭道なり」という言葉は一言でいうと、「定石通り正攻法で優位を担保しつつも、状況に応じた奇法で相手を出し抜く」ということになると思います。
 

Summary of cheerio the Ninja St☮g training method

ニンジャ St☮g トレーニング法要項

 

1, Designate squad leader every time

1、分隊リーダーを毎回決める

 
Merit;
Be familiar to the OODA Loop(Most basic skill for quick decision).
Whole squad members getting commander skill means essential bottom up of squad potential especially adapting any fields or situations.
It is stronger 100 sheep led by a lion than 100 lions led by a sheep.
メリット:
OODA Loop(米空軍パイロット養成のため生み出された、迅速な意思決定理論)に親しむ。
分隊員が指揮官としての視点と戦術眼を身に付けることは、どんなフィールドや状況にも対応するための分隊の潜在能力のボトムアップにつながる。
格言「羊に率いられた百頭のライオンより、ライオンに率いられた百頭の羊の方が強い」
 
Method;
Designate squad leader. Preferably change every time. TAG has their advantage against opponents by this system. It makes individual players think higher perspective n familiar to rapid OODA Loop.
メソッド:
分隊長を指名する。毎回変わることが望ましい。
2016年ニュージーランドチャンピオンになったクライストチャーチのチーム「TAG」は、いくつかの分隊に最初に分け、その日の分隊長を指名することで、チーム全体の地力を大きく向上させた。
 
方法論としては、主に3~5名の小さなユニットでそれぞれが役割を考えて行動させ(前衛後衛等)、またユニットリーダーには適度な負荷を与えることで、OODAループに親しみ、より俯瞰的な視点で戦況を理解できるようにするというもの。
 
Here's a bit twist to it. Designated squad leader has to try something new tactics or whatsoever, or suggest something stupid try just for fun. This will avoid being stereotyped. e.g. CSG charge, cheerio delivery challenge
It's very important to enjoy any aspect of Airsoft. Even once getting sick of Airsoft itself, such fun memories surely brings you back to the field.
 
ここで一つひとひねり。指名された分隊長は、何か新しい戦術にチャレンジするか、もしくは楽しむだけのためにアホなことを提案する(ペニス分隊と命名等)。
これは失敗を前提としつつも、それを通して成長することや、楽しむ余裕を常に持つことをチームに根付かせることで、ガチ系チームとして凝り固まるのを防ぐことにつながる。
 
例えば、大きなゲームの最後に行われるCSG突撃は、戦略的にも戦術的にも無意味なものですが、チームとしての連帯感の醸成、さらには盛り上げることで「面白い奴ら」としてプラスの認知度も得られます。
手前味噌ですが、cheerio delivery challengeでは遠くから来たチームに、24時間ゲームの深夜にお土産を届けました。
面白いからやったんですが、いい潜入訓練になったし、何より喜んで貰えたのが一番です。
「楽しむ」ということはとても重要なことで、たとえ一度は嫌になってサバゲーから離れても、楽しい思い出があれば、いつか必ずフィールドに帰ってくるものです。

2, Review game

2、ゲームを復習する

Merit;
Mixture individual tactical views to squad common asset. This will help to figure out the variety of deadly winning patterns. The squad with their own tactics become much stronger relatively.
 
メリット:
それぞれの視点からのフィードバックを分隊で共有することで、次の分隊行動への糧とする。
チームの絶対的な勝ちパターンを把握し、共通認識化することができれば、何よりの強みとなる。
それがあれば、例え負けても精神的なリレーポイントがあるので立ち直りも早い。
それに独自の戦術があるチームは相対的に強いものです。
 
Method;
Review games. Talk together about good n bad move. If it failed, think the solution.
It will be the steady backbone to help make a better decision next time, if you review every critical move.
Better to review every game even concisely, cuz memory is fresh n review can be reflected next game.
Total review on way back to home also recommended.
 
メソッド:
ゲームの復習をする。いい動きと悪い動きを話し合う。試みの失敗があれば、解決策を考える。
ゲーム中の決定機の一瞬の判断を振り返ることは、次に似た状況になった際に、確実に余裕を持った判断を下せる土台となる。
復習は簡潔にでも毎ゲーム行った方がいい。記憶が新鮮であるし、次のゲームに反映されるからである。
帰宅時の全体の復習もオススメ。
 

3, Sharing vital info

3、重要な情報をシェアする。

Merit;
It seemed to key to win the national level.
メリット:
高いレベルでの戦いで勝つための基礎をものにする。
 
Method;
Friendly's status sometimes more valuable than enemy one. I saw many teams have been defeated by lack of communication at nationals. Especially, slow reaction of squad member's death .
To avoid that happen, it's important to let other members know who got shot n what has to be done ASAP. Always update who covers which direction n who is in charge once situation changed. Squad leader always be aware that n gives an order occasionally.
But preferably can cover each other in seconds without order, n announce to all friendlies are essential tho.
 
メソッド:
敵の情報も大事ですが、味方の状況は時にそれより重要になります。NZの全国大会で、多くのチームがコミュニケーション不足で負けるのを見てきました。特に他のチームメンバーのヒットへの遅い反応は、見ていて致命的でした。
それを避けるには、チーム内で誰が撃たれたか、またそれに対して即座にどう対処すべきかの情報の共有が大切です。常に誰がどの方角をカバーするか、そして状況が変わったら誰が対処するか、分隊長は常に気に留め、時に応じて指示を出します。
しかし、お互いに声を出しながら、命令なしに即座にカバーし合い、味方全体に伝えることが出来るのが本来望ましいです。
 

 

4, Pick up video clip n discuss

4、動画を教材に議論する。

 
Merit;
Learn from various point of view n nourish our tactics.
Finding good samples to try.
Prep countermeasure beforehand.
メリット:様々な角度から他人のプレイを分析することで、自分たちの戦術の養分としていく。
いいサンプルがあれば真似をしてみたり、事前にそれに対する対処法も考えることが出来る。
 
Method;
Pick up video to discuss. Our own vids or Good sample from the web. Analize what was the critical point, n think individually what would do in the same or similar situation.
メソッド:
持ち回りの進行役が動画をピックアップする。自分たちのビデオでも、ウェブ上の適当なサンプルでも構わない。
どこが決定機だったか分析し、同じあるいは似た状況でどうするか話し合う。ライン上でしても効果は見込まれる。
 

5, Warming up game with springer.

5、コッキングガンでのウォーミングアップゲーム

 
Merit;
Developing various basic skills such as good maneuvers, aiming, static mental etc.
Realize running away itself sometimes more important than returning fire.
Purely it has fundamental fun aspect of airsoft.
Even penalty brings merits to both sides.
メリット:
基本スキルの一番効果的な育成。機動、照準、動じないメンタル等を一度に身に付けることが出来る。
反撃するよりも、時には逃げることが有効なことも身をもって知ることが出来る。
純粋にサバゲーの根源的な面白さに最も近く、また後述のペナルティーもスキルの育成に役立つ。
 
Game suggestion; Springer Tag
1 player only allowed to shoot. Once hit, switch the shooter to him immediately(No respawn time), but cannot shoot him back.
No players can hide(This can be altered).
Short time frame say 5-10 min.
The last shooter will be a loser. He will face the penalty of being a moving target or a bullet dancer

ゲーム案「コッキング銃(出来ればマルイの1900円シリーズ)で鬼ごっこ」

基本的に銃を撃てるのは鬼役の一人だけ。撃たれた人は即座に鬼となるが、撃った人を撃ち返すのはNG。しかしすぐに他の人を撃つのは可能。
基本的に誰も隠れることは出来ない(変更可)。5-10分の短い時間だが停滞することはまずないのでウォーミングアップに最適。使用銃はマルイの1900円シリーズのコッキングハンドガンが望ましいが、スナイパーを混ぜても、スナイパーの限界を知り、対処法を肌で知るためにもいいのでアリ。マルイのコッキングショットガンはゲームバランスが崩れると思われるので、初心者に限り解禁する。
最後に鬼になったプレイヤーがペナルティーで罰ゲーム。
動くターゲット役か、30~40mくらいで弾をよけ続ける「弾よけダンス」をする。
撃つ側はムービングターゲットの練習が出来、撃たれる側はよける練習となるし、何より盛り上がる。

6, Tight-knit unit can make its numbers addition to multiplication

6、結束の強い分隊は、人数を足し算ではなく掛け算にすることが出来る。

 
Merit;
Nourish n mature team culture n bond.
Flourish any kind of member's strong point.
メリット:
メンバーのあらゆる長所を伸ばす過程で、チームカルチャーと結束を育てる。
Method;
Making individual patch with callsign n declaring "I'm No.1 __." This is really a good icebreaker.
Always trying to do something new n fun even outside of the fields.
メソッド:
個人個人のコールサイン入りのパッチに「自分はNo.1~」であると明記する。他のメンバーが考えても可。評議制にしてもいい。他チームとの交流戦でも、話すいいキッカケとなる。
また、フィールド外でも、何か楽しいことや新しいことを常に試すことも、チームのエネルギーを高めるのに役立つ。
 
Thx for reading till the end of this quite long sentence. It is great if there's any feedback.

最後に

最後まで読んでくれた人ありがとう。すべてを実行することは難しいとは思いますが、これまでの自分の経験や、国内外の本当に強いチームを見てきての、現時点での最適解だと自負しています。
これをまとめて改めて分かったことは、自分はチームリーダーになりたいのではないということです。自分の強いチームを作りたいなら、ノウハウは囲い込むと思います。もともと、このトレーニング方法はニュージーランドの若いけれど、連係の取れたチームのために作りました。
どちらかと言えば、実戦での方法論というよりは、精神論的な話になってしまいましたが、視点を高く、かつ地力をつけることで、もっといいチームになって貰いたいという思いからです。
 
自分の夢というか理想としては、自分の理想のチーム戦術を実行できる分隊長を育てることで、最もベーシックかつ効果的な「時間差挟撃」と「釣り野伏り」をいつでも実行可能な部隊が出来れば、世界でもかなりのレベルで戦えるはずと身をもって感じます。
少なくとも味方ユニットを軸にして自分独りで実行しても、ニュージーランドのトップチーム相手にも凶悪な火力を発揮したくらいなので、アメリカ型の軍事ドクトリンに、戦国時代の兵法が通用するのはサバゲーならではのロマンがあると思いませんか?勝つために“死”が許容される、サバゲーならではの奥深さです。「No one left behind.(誰も見捨てない)」という現代戦の軍事ドクトリンでは、死を前提にした作戦は建前上実行不可能なので、そこにつけいる“隙”が出来るという訳です。
せっかく日本発祥のスポーツなので、いずれ開かれるはずの国際マッチで、日本チームも「流石サムライの国だ」と一目置かれるだけの、掛け値なしの実力を発揮出来たら素晴らしいと個人的には思います。