宇宙スゴイ写真とミクロスゴイ写真

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ブラックホールをとらえた一枚(ナショナル ジオグラフィック日本版) https://u.lin.ee/EC1Rwwv?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none

 

ジェームス・ウェブ宇宙望遠鏡が稼働し始めてからかは分からないが、とにかく最近の宇宙の解明の研究は加速してきているように感じる。

ブラックホールの形が、百年前に相対性理論で予想されていた姿と一致しているのも、最近分かったことらしい。まあ、文系としては、宇宙スゴイ、アインシュタインスゴイとしか感想が浮かばないが。

 

で、そのブラックホールの形だが、初めて撮影された写真で判明したのが、ドーナツ形であったのが、日本の研究者も関わった2019年のこと。

ドーナツ形なのは、ブラックホールシャドウといって、光を吸い込んでしまうブラックホールの性質によるもの。

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今回、異なる観測結果により、さらに詳しい構造が判明し、どうやらドーナツでもオールドファッションではなく、表面がねじれたフレンチクルーラーに近いらしい。

フレンチクルーラー好きとしては、宇宙グッジョブ👍とコメントさせて頂こう。

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それにしても、宇宙スゴイ写真は本当に絵になる。巨大プリントを額装して、壁に飾りたいくらい。

ピカソの絵の高尚さはサッパリ分からない朴念仁だが、この超巨大ブラックホールの写真なんかは、まるで前衛芸術のようでもあり、実際にはこの写真のまま見えないにしろ、宇宙の果てに“コレ”があると想像すると、とてもロマンがある。

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さて、宇宙スゴイのは異論の余地もないのだが、ミクロの世界もまた驚異に満ちあふれている。

ナショナルジオグラフィックは本当に良質の科学コンテンツであり、ドキュメンタリーも秀逸でずっと観ていられる。

 

人間の脳のニューロンの構造と、宇宙のほとんどを占めるブラックマターに浮かぶ星たちの構造が、ほぼ同じにしか見えないのを知ったのもナショナルジオグラフィックである。

 

そう、ミクロの世界の写真も、最近撮影技術が進歩していて、宇宙にも負けず劣らずの美しさや凄絶さで魅せてくれる。

 

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最優秀賞は「ネズミの目の中」、ミクロの驚異をとらえた顕微鏡写真コンテスト2023(ナショナル ジオグラフィック日本版) https://u.lin.ee/ksXJPA6?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none

 

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まるで金子みすずの詩みたい