180825 モルモットさん夜戦に参加。

180825
モルモットさん夜戦に参加。

 

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明かり職人でランプの精のCandyさんの新型ジムニー。ディテールがカッコいい。この磁石付きなモバイルライトも「買い」です。

 

 

満月の河川敷は、先月の記録的豪雨災害で流されてきた上流のグラウンドの土が堆積し、まるで海岸のようになっていた。草も河川に近い側のフィールド半分は腰くらいまで伸びている。

 

 

第1ゲームはリーダーのニコチンさん1人対3人のキツネ狩り状態ながら、見事に返り討ちにされる。敵にタナカさんが加わった続く2戦目も、また自分が最初にヒットされて完敗。

これはいかんと連携をしっかり取ることに。
味方のACカワさんがライトで照らしたりして引きつけてくれている間、アニキさんと川側を侵攻する。


遠くにシルエットが見えた気がしたので、USPのダットを合わせて連射すると、タナカさんをマグレでゲット。

残る敵のニコチンさんは、中央のやや高いブッシュにいる様子なので、今度はちゃんと包囲できるよう、草に隠れながら敵陣まで進出することに。

 

しかし、味方のアニキさんの新型スコーピオンがどうも空撃ちっぽい音がする。リーダーもさかんに撃ってくるが、隠れながら移動を優先する。

3人全員が残っていたので、完全な半包囲の形ができあがり、ほぼ側背まで回り込んでいた自分がリーダーのニコチンさんをゲットで終了。今度はうまく包囲殲滅できた♪

 

後で聞いた話では、ニコチンさんのトレポンも弾切れで空撃ちしていたそうなのだが、空撃ち特有の音はしなくて気づかなかった。機密が高いせいだろうか?トレポンの特徴の一つなら面白い。

 

 

長めの休憩を挟み、締めでタナカさん・ACカワさん・自分の3人でハンドガン戦バトルロイヤルとなる。

 

ジャンケンで負けたら中央スタートで不利。
しかし、運良く端スタートとなるも、ライト照らして索敵してたらブッシュを抜けてきた弾でヒット。

 


いよいよラスゲー。

ACカワさんが不利な中央スタートを立候補してくれ、端を譲ってくれたので攻めることに。

 

ゲーム開始。ライトで照らして、違和感のあった場所に撃ち込んだら、幸先よくACカワさんゲット。すぐさまACカワさんのいた中央まで距離を詰める。

 

しかし、残るタナカさんがどこにいるか、皆目見当がつかない。消音カスタムを施したタナカさんのソーコムmk23は、持ち主のスキルと相まって、非常に厄介な相手と言える。

 

まったくもって自分のミスだが、中央スタートのACカワさんを倒す前に、タナカさんの大体の位置すら把握できていなかった。当初は、2人が交戦を始めるまでは待つつもりが、3歩歩いたら忘れてしまっていたのだ(ฅ`ω´ฅ)

 

 

なので作戦変更。一旦後退し、低い姿勢でセーフティ側の、ひざ丈くらいの低く、しかもまばらな下草しかないゾーンに紛れ込む。


この時点で見つかっていたら万事休すだが、距離もあるのでおそらくそれはないと踏み、途中から匍匐前進開始。


下草がある他は、柔らかい砂なので、音も最小限に抑えられる。シルエットはできるだけ低く、下草からあまり頭が出ないよう気をつける。

 

15mか進んだところで、縦に並んだ2つのブッシュの背後を横から狙える位置だったので、ベタッと寝るように、さらに頭をできるだけ低くしてアンブッシュ開始。

 

しかし、ゲーム前にダットサイトを点けたと思っていたが見えない。確認でモタモタし、スイッチを切り替えてみるのでさらにモタモタ。

 

東京マルイさん、マイクロダットの性能にはほぼ満足なんですが、照度切り替えは真ん中オフではなく、どっちかの端にしたらオフになる方が、操作しやすいですよー。クリック感もあまりないし、特に手袋をしていると、真ん中オフの操作はまず不可能なんです。

 

で、モッチャリもっちゃりしていると、タナカさんのシルエットが近づいてくる。奥側のブッシュに入られ、狙い通り10m強ながら、ダットの光点が見えず断念。
ようやくダットが使えるようになった時には、更に近づいて5m先のブッシュまで来ていた。
真横ということもあり、セーフティ側の開けたフィールド端付近に伏せている自分はまず見つからない。・・・と思っていたが、こちらを向く気配がしたので、あわてて狙点してバカスカ撃ち込み、ようやく倒してゲーム終了。

 

ふと後ろを見ると、自分を挟んでタナカさんと、Candyさんの今月来たばかりの新車ジムニーが直線上に並んでいた。

セーフティまで距離があるとはいえ、もしタナカさんが自分に撃ち込んでいたら、高確率でいくつかはセーフティそばのジムニーに着弾していたかもしれない。「車に当てたら渋い顔になる」とCandyさんが冗談めかして言ってたが、ぎりぎりセーフってことで(´゚艸゚)

 

 


しかし、さすがは夜戦慣れしたモルモットさんで、最後は焦ったものの、即席ながら作戦がほぼ狙い通り成功したので一安心。


セーフティ側のまず隠れないところを逆に利用するのは、キャッチボールのできるほど明るい満月だったので、その気になれば丸見えだったと思うが、「まさかこっちからは来ないだろう」的な思い込みに賭けてみて正解だった。
前半ヤラレっぱなしだったから、最後に自分の戦い方で勝利できたのは格別♪

 


さて、日本に帰ってきて以来、モルモットさんのゲームに参加させてもらうことが多かった。
定例会がほぼ夜戦なので、実に手強い夜戦のエキスパート集団となっている彼らと、がっぷり四つで競い合えたことは、とても勉強になった上に楽しかった。


これまでに日本で経験してきた中でも、有数の質の高い駆け引きのある夜戦をしていると感じる。

いつぞや、ACカワさんに、遠い土手上を走る車のライトが、ゴーグルでかすかに反射するので居場所がバレたのには参った。

自分はギリーも着て、近いとはいえ完璧に月明かりのない闇と同化しているつもりだったし、真っ暗闇で暗視ゴーグルもなしに的確に当ててくるメンバーさんばかりで、軽い絶望感も味わったくらいだった。

 

また、マーカーがあるとはいえ(マーカーは隠すこともできる)、味方撃ちを見たことがないのも、一見地味ながら、高い状況認識能力があってのことであるし、動くモノを取りあえず撃つプレイヤーがいないのも、安心してプレーできるポイントと感じる。

 

今回東京に行く前に、お世話になったゴロマキさんやナナさんにも挨拶したかった。
ゴロマキさんの銃のセットアップはとても興味深いものが多かったし、ナナさんと共闘した過去の夜戦キツネ狩りで、二度ハンター側をほぼ全滅させたことは、自分の中ではかなりのベストゲームだったことと、東京でもサバゲーを続けることも伝えたかった。


また、何度もゲームに参加させてもらっていながら今回初めて知ったのが、MR-S乗りのリーダーさんをはじめ、180乗りだったタナカさん、クレスタ乗りだったACカワさん、そしてもちろん、インプレッサSTiバージョンⅣのセカンドカーに新型ジムニーをチョイスするCandyさんといい、ドリフト&車好きのメンバーがモルモットさんには多いことだった。

 

やはりサーキット通いの経験のある人とは、ドライビングプレジャーを語るのにも共感することが多い。
タイヤが滑り始めた瞬間に始まる“非日常感”は、まさにアドレナリンやドーパミンなんかの「脳汁」が全開になる瞬間で、峠と違って、安全かつ最大限それを楽しめるサーキットは、例えるなら多くの人にとってのディズニーランドみたいなものなんだろうと思う。実はネズミ王国は行ったことがまだないのだが。。

 

残念ながら車趣味はカネが掛かるので、はるかに安く、同じレベルの非日常的な楽しみを味わえるサバゲーは、それにつけてもコストパフォーマンスの高い趣味だと、再認識することになった。

 

 

・・・しかし、ここだけの秘密だが、リーダーニコチン氏の実物パーツを付けまくったトレポンが、予想トレポン中央価格を、余裕で凌駕する銃単体価格になることを聞いて、米軍装備沼の深さを知った日ともなった。
おそらく、関東では神クラス、もしくは廃人クラスの米軍装備プレイヤーを見ることになるだろう。

 

それが良いかどうかはさて置き、自分は軽量装備好きなせいで、何事も安上がりとなるので、その点は一安心だな〜と感じましたとさ。