百里基地行ってからの大慶園。F1○の残骸ありました!

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「初めての百里基地でファントムにお別れ」
#百里基地#ファントム無頼#イニシャルD#筑波山フルーツライン#大慶園スリックカート。

NZ時代に車と戦闘機で意気投合したヨーヘイさんと久々にお出掛け。

百里基地のファントム見納めがメインに、イニシャルDのステージともなった筑波山フルーツライン走行、大慶園スリックカートと満喫した。

大慶園ではF○5(ストレートに書くのは色々マズいらしい。。)のコックピットも確認できた。尾道のかぴさんに真っ先に報告したい。

 

百里基地近くにサバゲーフィールド発見!」

さて、コロナもマスコミが騒いだわりに、会社にも知り合いにも感染者が出ず、免停で一旦休職してからそれでも一応自主隔離して二週間が過ぎた頃、ヨーヘイさんに連絡してみた。


まったくピンピンしているので、ようやく連絡してみることにしたのだ。


彼も客商売をしている以上、友だちであっても迷惑や心配を掛けることは良くないので、じっと我慢していた。

 

以前から百里基地に行くことを話していて、やっと実現できることとなる。

ヨーヘイさんが車を出してくれるので、自分はアゴ代を全部出そう。ちょうどGo toイートのキャンペーンもやってるし、他にも色々調べてみる。

 

すると、百里基地から西に直線で3kmくらいの近距離にサバゲーフィールド「おみさば」を発見。
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しかもさらにリサーチすると、2018年にミリブロのサバゲープレイヤーが投票したベストフィールドの8位にも選ばれた優良フィールドであると判明。

HPを見てもしっかりした運営とフィールド設営で好印象だったので、ヨーヘイさんにも相談してフィールド視察に寄ってみることに。

 

ヨーヘイさんはサバゲーはしないが、「あぶない刑事」ファンなので、ガスブロハンドガン撃ったらきっと喜ぶだろう。USPと、ちょうど仕入れたばかりのマルイ次世代電動ガンのデブグルも持っていってみよう。撃てるとこあるかは分からないが。

 

前方後円墳も発見!!」

あと調べてたら、権現山遺跡というのも発見。霞ヶ浦のそばに、前方後円墳がどーんとあるらしい。マジか。。


しかも、普通に登れたりするみたいだし、宮内庁管轄で立ち入り禁止の古墳も多い中、なかなかのレア体験ではないだろうか。

昔住んでいた所に近かった、大阪南部の仁徳天皇陵(今は大仙陵古墳)をはじめとする巨大古墳群は、宮内庁案件で柵から近寄れもしなかった。まあ、水堀があるのも理由だったが。


古墳萌え、特に前方後円墳萌えの自分も、登ったことあるのは、地元岡山の全国第四位の規模である造山(つくりやま)古墳と、明石海峡大橋付け根近くにある五色塚古墳でしかない。

古墳の何がよいかというと、まあ色々ある。まず、大きいのはより気分がアガる。


自分としては、大昔の人びとが偉い人を埋葬するのに、一番いい場所を選んでせっせと造成し、埴輪をあちこち配置した、その営み自体の壮大さにロマンを感じるのである。


勝手に登れる古墳では日本最大の造山古墳は、全長ナント300m超もある。戦艦大和でも263m。近くで見上げる体感スケールは王蟲の迫力である。

。。まあ、王蟲実物見たことないし、王蟲もっと小さいけど。


とにかく、「人力だけでネコ車もなく、よくもこんな巨大な人工物を!」と感じ入ったのは確か。

 

他にも、イニシャルDの舞台になった筑波山百里基地から真西の方角だし、途中の土浦市には、激レア銃てんこ盛りの自衛隊武器学校もある。武器学校は基地祭のエントリをドゾ。

 

 

10時に拾ってもらうことになったので、ランチは行きながら考えるとして、夕飯は千葉県柏駅前に評判のいいシュラスコ屋があるのを発見。

以前群馬で食べて絶品だったパイナップルのシュラスコもあり、ヤシの芽なんかの珍しい食材もあるらしい。これはテンション上がる♪

 


「いざ百里基地へ出発」
#百里基地#ファントム無頼

 

てことで、当日。ヨーヘイさん予定通り迎えにきてくれるが、Z34だった。エクストレイル買った(ヨーヘイさんは年下だが元S30乗りであり、生粋の日産党)って言ってたので、Zから乗り換えたのかと勝手に思っていた。なんとSUVとスポーツカーの二台持ち!

いや、ヨーヘイさんは隼乗りでもあるのだ!!なんとゆー甲斐性有り。うらやまケシカラン(∩´∀`)∩

 

埼玉県川口市から百里基地のある茨城県へはちょうど100kmくらいで、常磐自動車道経由で一時間半くらい。10時に出発して、11時過ぎには高速を降りていた。

 

朝ごはんを二人とも食べてなく、良さげな田舎の定食屋を見つけたので、入ってみることに。

先に車を降りて入ろうとすると、のれんが内側に掛かっていた。もう11時半。営業時間は11時からだったので、ちょっと引き戸を開けて確認してみる。


すると、大口で出前が入ったので、30分ほど下さいとのこと。

この30分が、出前が終わるのか、それとも注文した料理が出てくるまでなのかが分からない。
それと、昼過ぎの最初の訓練フライト見学にはあまり悠長にはしていられないので、他を探すことになる。


「空の駅初発見」

#空のえき#そらら

 

茨城空港(百里基地と滑走路併用)入り口に、道の駅みたいな立派な施設発見。食事処もある様子。空の駅そららというらしい。

 

入ると、円形の中庭に面して、物産館みたいないくつかの商業スペースがある。その一つに間借りするような形で営業している、小ぢんまりした学食みたいなレストラン発見。

 

メニューは鯖味噌煮と豚しょうが焼きの定食が二種類と、うどんそば、おにぎりとデザート二種。

うん、この割り切りが素晴らしい。見ると、おばちゃん一人のワンオペなので、身の丈に合ったバリエーションは好感が持てる。しかも税込みで安い!定食たったの550円、デザートも250円。

 

で、自分は鯖味噌煮定食を頼む。最初は少し薄いかなと感じたとん汁だったが、野菜の滋味を感じれて、ご飯も漬け物も鯖味噌もむちゃくちゃおいしい。
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全体的にやさしーい味付けで、まさに家庭の味というかお袋の味というか、外食産業が、いかに塩分と比例して味をエスカレートしているか、ハッとさせられた。

塩分でご飯をかっ込むのではなく、トータルで得る満足感。これでいいんだよ、これで。


ご飯も茨城県産の新米を使ってくれているそうで、それで550円なんて申し訳なく思えてくる。くりの渋皮煮添えのアイスクリームと茨城県産イチゴ添えアイスクリームも頼んでみることに。
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すると、まず栗の粒の巨大さに、思わず笑ってしまった。デカイ。小さい子だと、一口で口に入らないんじゃないだろうか。入っても窒息死するレベル。

都内の有名な和菓子屋さんが指名買いする地元のブランド栗だそう。

さらにアイスクリームも、早くから酪農が盛んだったという茨城県産のアイスクリーム。まずいワケがない。

途中まで栗とアイスを交互に食べていたが、後半にくりを粗く潰して混ぜて食べるとまた絶品だった。イチゴは残念ながら冷凍のカチンカチンで、プラスチックフォークでは分離できなかったので味見できず。

 

お茶もおばちゃん手ずから淹れてくれ、コロナ禍のこのご時世なもので紙コップだけどおいしかった。なんだか学生時代の下宿のおばちゃんを思い出しました。

 

来年までの期間限定のテナント借りだそうだが、それで終わってしまうのは惜しい。大戸屋のは手作りとは言いません。これこそ本当の手作りでしょう。

後から来た、巨大なレンズを携えたベテランカメラマンのお兄さんも常連さんみたいだったので、カメラマンには有名なお店なのかもしれません。

 

「F2とF4と一機だけT4」

#F2#F4#T4#ファントム無頼#エリア88#小林源文閣下#ロック岩崎

 

食事を済ませて茨城空港の無料駐車場に停め、有名な撮影スポットまで歩いていく。撮影スポット近くにも停められるが、未舗装の轍や水溜まりがひどいらしく、確かにZじゃスタックしそうだった。


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途中、茨城空港内でトイレを済ませ、大きなトヨタレンタカー営業所の脇道からフェンスに向かって歩いていく。ジェットノイズが響いている。急がないと。

 

すると何台か車が停まっていて、フェンス沿いには脚立を立てて撮影の真っ最中だった。青い海洋迷彩のF2が飛び立っていく。

ん?F2ってつい最近、翼に亀裂が見つかって全機飛行停止じゃなかったっけ?

でもヨーヘイさんは知らないって言うし、種子島H3ロケットのノズルだかに亀裂が見つかったってニュースとごっちゃになってたかな?まあ見れたからいいや。

 

 

「ちょっとショック」

ヨーヘイさんは百里基地にF15があった頃からよく来ているそうで、横田の基地祭でF22ラプターも見ている。浦山歯科。

彼自身はF/A18と車をこよなく愛するナイスガイで、当然ファントム無頼も読んでいると思っていたら、全然知らないとのこと。マジで?!

 

ヨーヘイさんとは十歳も違わないはずだが、我々団塊ジュニアの世代のミリタリーバイブルだった(掲載時リアルタイムではなかったが)、ファントム無頼を知らないということは、松本零士戦場ロマンシリーズも当然読んだことがないだろう。

そしてやはりというか、エリア88(通称エリパチ)も知らなかった。ショック。

 

エリア88は、時代を作った傑作戦闘機マンガであり、SMAP時代の木村拓哉稲垣吾郎がテレビでエリア88の寸劇をしているのを見て、度肝を抜かれたのは私だけではないだろう。

 

当時、押しも押されもしなかった絶頂期のSMAPが、冠番組のスマスマでエリア88の寸劇(読み語り)をする衝撃。

当時ですら、二十年以上前の昭和のマンガを、平成トップアイドルがゴールデンタイムで取り上げたのだ。普通なら考えられない。ダレ得だよ、まったく。
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ただ自分は、やはりエリア88特有の、味のあるポエムの良さを思い出させてくれたSMAPに感謝だった。

今でもトップ3に入る、大好きな漫画です。大河ドラマの魅力を持った群像劇は、本当に何度読んでも色褪せない名作中の名作。

 

‘’その日 悪魔が「生きろ!」と言った‘’

‘’されど我が足 地につきて 背に羽はなし‘’


劇中のシーンと重なると、詩が染みるんですよね。こういう作品ってなくなりました。

 

ということでヨーヘイさんに、同じ新谷かおる先生作のファントム無頼を進呈しよう。自分もまた読みたいし(帰ってさっそくメルカリで注文し読んでみたら、時代というか、まあトンデモ展開ばかりで驚いた。無許可で発砲当たり前、低空でのマッハ超えなど何でもアリ。しかしやはり面白い)。

 

 

「千両役者のファントム爺さん」

#ファントム#ロック岩崎

そんなこんなで夢だった百里基地詣でを、ついにファントム引退までに実現できて感無量。百里は思っていたより田舎だったが、見れなくなる前に来れただけでも良かった。ヨーヘイさん、有難う!



調べると、百里基地はまた、今は亡き伝説の戦闘機パイロットであるロック岩崎氏が、退役するまで勤務していたとある。二世代古いF104スターファイターで、米軍のF15イーグルから撃墜判定をもぎ取った神業も、百里時代だそう。


そして、ロック岩崎氏がアクロバットの練習で亡くなられた時は、百里基地の各飛行隊が追悼の飛行を行ったとのこと。泣ける。


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最後にこうして間近でファントムの離着陸が見れ(昔は滑走路が手前側を使っていたのでホント目の前だったらしい)、着陸ではドラッグシュート(減速用パラシュート)も使ってくれる。
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残念ながらたまにパラつく天候不良で、夜間訓練は中止になる模様。ヨーヘイさんいわく、滑走路わきの消防車が撤収したら、その後のフライトもなくなるそうなのだ。
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それにしても、F4ファントムIIは、やはり絵になる。ものすごく独特の形をしていて、何にも似ていない。

いや厳密に言えば、原型機とも言える、同じマクダネル-ダグラスのブゥードゥーなんかはテールエンドとかよく似ているが、ファントムでその洗練度はマックスとなる。

特にドッグトゥースのある、上に反った外翼と、下半角のついた水平尾翼の対比が最高。

当時最先端技術だった、エリアルールにより若干くびれたボディ。そこに収まった傑作ジェットエンジンJ79。エンジンノズル周りも特徴的。

 

ファントムは大柄な図体の割りに、飛行性能は高く、その理由が搭載するJ79エンジンが、当時随一のハイパワーであったことがまず第一にある。

そして、一番の重量物であるそのエンジンが、他の戦闘機と比較すると、機体中央に配置されていたことにもあるそうだ。言わば、ミッドシップの戦闘機みたいなものだろう。ジェット機エアラコブラったら言い過ぎかな。 

そして、米海軍の鼻の短いファントムではなく、空自の黒くて長いノーズが一番カッコ良い。ノーズ下のバルカン砲に至っては、ないとチョンマゲのない侍のようでもある。

慣性質量的にはない方が良かっただろうが、カッコ良いのが正義なのだ。

 

本来は軽戦闘機好きだが、ファントムは何ものにも替えがたい、唯一無二な存在感があるな~。

特にF4EJのグレー地に日の丸のファントムは、これ以上何のプラスマイナスも必要ない、カッコよさの一つの極致と言える。

いや、言って早々だが、ファントム無頼の680機にある、エアインテイク前の新撰組のダンダラ模様があれば完璧だろう。

と画像をさがしたら、実機にダンダラ模様を塗装したのが出てきた。変な記念カラーよりずっとイイ!


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ファントムは、ベトナム戦争でデビューした時は、機関砲を装備していなかった。

その上、ミサイルはまだ性能が悪い上に、目視で敵を確認してからじゃないと射つことを許されなかったので、小回りのきくミグ19に追いかけ回されたりもした。

 

しかしその後、もともと余裕のあったエンジンパワーと優れた設計により、バルカン砲が搭載されてからは、空戦はもとより、爆撃から偵察、過酷な対レーダー潰しのワイルドウィーゼルまで、まさしく馬車馬のように働く傑作機となっていく。

最期は無線操縦の標的機にまで改造され、本当によく働いてくれたものだ。

空自でも、1966年の採用、1974年の実戦配備以来、約半世紀も日本の空を守る屋台骨の一つだった。

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それでも、F-X計画がすったもんだしたのと、開発遅延のおかげで、F35導入が遅れ、ファントム爺さんには老骨にムチ打って無理やり現役延長してもらっていた。

2017年には、ここ百里基地で、主脚が折れて炎上という、まさしく老朽化による喪失事故も起きている。離陸前だったので、乗員が無事だったのが幸いだった。

しかしついに、今年2020年内に、国内は全機引退となる。

 

が、今でも、ベテランのファントムライダーは、F15との模擬空戦で、撃墜判定を取ることが度々あるらしい。退役間近で、戦技訓練に没頭できるようになったこともプラスになっているそう。
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まるでファントム無頼の、神田栗原の680号機がやりそうなストーリーまんまで、ロマンこの上ないではないか。百里基地のファントムの中の人は分かっていらっしゃる。

 

 

「雄飛園で退役機ウォッチング」

 

その後、正門まで車で移動。小雨の降る中を、百里基地内にある、退役した戦闘機が野外展示してある雄飛園を見学した。正門の脇に車を停め、代表者がサインで見学ができる。ちなみに無料。

ただ、屋内展示とかはなく、トイレも借りれるか分からないので注意。


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記念ペイントのファントムのドロップタンクに、百里基地所属だった梅のスコードロンマーク(真ん中)のペイントがあった。
神田栗原の所属していた305飛行隊は、今は新田原でF15を運用しているらしい。


現在最後のF4を運用しているのは、黒いガマが黄色いマフラーをした、通称ケロヨンマーク(左端)の301飛行隊。やはりこのスコードロンマークが全自衛隊で一番洒脱でカッコいい。ステッカーが是非欲しい。

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雨脚も本降りになってきたので、百里基地を後にする。

来た道を土浦市方面に戻って、霞ヶ浦そばの権現山遺跡へ寄ってみるが、入り口にコンクリートブロックが置いてあり、入れなかった。何か事件でもあったのかもしれない。

 

さて、この時点でまだ三時過ぎくらい。大慶園のスリックカートは平日夜七時からなので、まだかなり時間がある。大慶園は24時間営業で、スリックカートは翌朝四時までやっている。

 

「初めての筑波山

#筑波山#イニシャルD#フルーツライン

おみさばサバゲーフィールドに行ってみようとも思ったが、この雨では試射できるかもビミョー。

そこでヨーヘイさんと相談し、イニシャルDの舞台といわれる、筑波山フルーツラインへ行ってみることに。とはいっても、ヨーヘイさんはやはり走ってみたことがあるそうだが。

 

近づいていくと、筑波山は霧がかっていて、ラスボスみたいなオーラを放っている。
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峠道に入ると、やはりん他の峠同様にキャッツアイが車線中央にずらっと埋め込まれている。Z34はデカイから、狭い峠では窮屈そう。

 

頂上に着く頃には日がかなり傾いていた。漫画で見覚えのある駐車場に停まるが、霧が濃くて景色は一切見えない。残念。

 

帰りは別の道から下って、トンネルを通って土浦に出ることに。
この道が、文句なしで過去最高にとんでもない峠道であった。道そのものではない。ガードレールの状態である。

 

これでも元走り屋なので、有名な峠には一通り出掛けたものだ。西は山全体がサーキットみたいだった六甲山から(昔はタコ焼屋も出て、それ目当てにイノシン親子も来ていた)、東は聖地と言われる、榛名山赤城山妙義山碓氷峠は実際にNA8ロードスターで走ってみた。


中でも、ドリキンのホームコースでもあった碓氷峠は、コース幅のある走りやすさといい、絶妙なRの連続といい、また是非走ってみたい峠道となっている。

 

残念ながら、自分が走ってみた2010年くらいには、榛名山赤城山ともに路面にあえて加えられた強烈なかまぼこ状のうねり(ブレーキングが困難なほど)と、キャッツアイにより、まともに走ることも出来なくなっていた。妙義山はまだマシだったが。

 

そこへきて筑波山である。最初はフツーの峠と思ったが、下る時の別のエリアの峠道は、まともなガードレールが左右ほとんどなく、まるで年寄りのガタガタの歯並びみたいで度肝を抜かれることとなった。ここまで酷いのは見たことないし、そのまま放っておかれるのも前代未聞だった。

 

いや、そりゃ峠だから、まれにガードレール突き破って転落する車もあるし、岡山の金剛山もガードレールは今だにボコボコである。

 

しかし、それをはるかに凌駕するレベルで、筑波山はボッコボコのガッタガタだった。コース幅もそれなりにあるのに、ここまで攻めるかと、筑波の走り屋に畏怖の念を感じた。
やはり、世界に知られる筑波サーキット近隣だけに、まじパネー奴らが集まって来るのだろう。
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写真では大したことなさそうだが、何しろ、ガードレールが向こう側に倒れているとか、なくなっている部分がハンパなく多かった。

 

それにしても不思議だったのが、上りはキャッツアイばっかりだったのに、別の下りの道はキャッツアイが目につかなかったことだ。
それに、ガードレールも、見る影もなく壊れてから、ずいぶん長い間そのままなように見受けられた。

補修はしていたが、いたちごっこに根負けでもしたんだろうか?でも、それだとキャッツアイ敷設が中途半端なことに納得がいかない。


まあとにかく、そこだけ霊界にでも繋がっているような、異様なゾーンだった。

 

筑波山からは土浦、牛久と下道を走る。バイパスがまるで高速みたいで快適に走れる。日が暮れて交通量が多くなると、さすがに混んできたが、裏道を走れば空いていた。

 

途中、柏でシュラスコと思っていたが、二人ともあまりお腹が減ってなく、大慶園に直行となる。帰りにがっつり何か食べることに。

 

大慶園F○5発見 後編へ続く