「モルカー」久々の日本発の世界的コンテンツPUI PUI MOLCAR

 


https://youtu.be/ofk4W8vDVMg

モルカー

久々に日本発のコンテンツで、言葉や文化の壁を余裕で越えていけるものを見つけたのでシェアしたい。

この愛くるしさの破壊力。走り方なんか反則的でさえある。特にパトモルカーがツボでした。

いいな~。もんごりモンゴリ歩く様なんか実に良い。三号駆逐戦車が主人公で同じようなの作ってくんねーかな。。

 

メンドクサイ性格

あまのじゃくな性格のせいか、大抵の「面白いでしょ?かわいいでしょ?」の押し売りには、拒否反応が先に立ってしまい楽しめない。2020年のM-1グランプリ鬼滅の刃もそうだった。

どちらもコロナがあったからこそ持て囃されたのであり、何年か後には消費し尽くされ、忘れられている可能性が高いと感じた。

 

「モルカー」あざとい

しかし「モルカー」一見あざといが、これはアリ。世界中の子どもたちを笑顔にできるはず。まだ初公開されたばかりだが、ポニョ以来の国際的なアニメーション賞の快挙も夢ではない。

崖の上のポニョ」公開直後は、津波の記憶を思い出させるとか、ポニョが街を水没させることへの非難とかでレビューも荒れていたが、子どもはちゃんと楽しんでいたし、予想通り国際的な賞(たしかヴェネチア国際映画賞)も取った。

 

日本発モーションアニメーションの誕生に拍手

それにしても、歴史あるストップモーションアニメーションの分野で、日本発の有名コンテンツが今までなかったのも不思議である(自分が無知なのかもだけど)

 

世界を見渡せば、「ピングー」や「ひつじのショーン」をはじめ、「チェブラーシカ」も一切古びることなく、今も子どもたちを夢中にさせている。

この先何十年経っても、すたれることはないだろう。チェブラーシカのけなげさと愛くるしさ、そしてそこはかとなく漂う哀愁は、特に素晴らしい。

https://youtu.be/uxa-FbTMKeM

 
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モーションアニメーションではないが、「スポンジボブ」も好きなアニメで、まずその独特のユーモアセンスが、絶妙に社会を風刺していて秀逸である。

それに対比して、スポンジボブのひたむきなピュアさへは、不思議と共感すら感じさせてくれ、ブラックだけではない味わいがある。

実際、英語圏のインターネットミームでは、スポンジボブのパロディが現役で使われている。特に、無為に時間が過ぎた時の、どこか投げやりな味のある時間表現は、使い勝手が良いのか、たまに見かける。

https://youtu.be/sVoZBCwftb4

それだけ大人のファンがいるということであり(実はオバマ元大統領も娘とみていた)、時代を越えていく普遍性も持っていると感じさせる。

キャラによって、様々な階層の人の英語表現が違うのも理解でき、英語の勉強にも最適。

https://youtu.be/2LX8Ampkz5A

 

ちなみに、個人的に一番好きなキャラはMr.プランクトン。まんまバイキンマンの立ち位置で、コンピューター妻のカレン?への恐妻家ぶりも笑えます。

https://youtu.be/8NCnMcnladU

 

スポンジボブの映画では、キアヌ・リーブス本人も登場


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さて話は冒頭に戻る。ポニョの時もそうだったが、これは本物だと思うので、「モルカー」も賞を取れる、または世界でも大人気になると予告しておきましょう。

ならなかったら?そしたら今度こそ町内逆立ちして一周だな。コリャ(~ ´∀`)~

 

「崖の上のポニョ」レビュー