220921伝説のたまむすび十周年感謝祭

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220921伝説のたまむすび十周年感謝祭

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いや〜、楽しかった。見どころあり、笑いあり、 ホロっと泣ける部分もあり、 盛り沢山のとても楽しいイベントだった。 順番は前後するかもだが、印象的だったことを備忘録がてら列記しておこう。

 


まず春風亭一之輔師匠による豪華前座からスタート。 師匠が前座をするのはどこかの農協以来、17年ぶりとのこと。

 

赤江さんオープニングから飛ばし気味。 いきなり観客席ウェーブを要求。 中盤以降にするものだよと大吉先生にダメ出しされる。


スペシャルゲストのミルクボーイが乗る新幹線が止まり、大幅遅刻。大吉先生が釈明で登場。

 


山ちゃんと赤江さんの「赤坂一回キャンディース」の漫才の、赤江さんアドリブ連発で5分の枠のはずが13分(山ちゃんのラジオによると16分)と、後で大吉先生に突っ込まれる。
二人の漫才は思ってたよりずっと面白かったが、 個人的には山ちゃんのスーパーアキダイ店長モノマネやインコ師匠、二人の全裸監督コントも見たかったのが心残り。スーパーアキダイ店長殺人野菜音頭wwは、なんなら一番見たかったな〜。

 

ミルクボーイようやく到着即たまむすび漫才。大ウケ。


華丸大吉コンビによるグッズ紹介。


ヤンタマ先生コント。机に座った各曜日パーソナリティの過去映像や写真が次々と大スクリーンに映し出される。 土屋家だけ赤江さん直訪問。 竹山さんと大吉先生の19歳くらいの博多吉本での映像。 大吉先生ちっとも前に出ない。 確かに福岡大生時代の華丸大吉先生はつまらなかった記憶がある。

 

机が一つ余っていたのだが、 みんなハケてヤンタマ赤江さんだけ残ったエピローグで、 ピエ瀧さんから赤江さんがコロナ罹患時に送られてきた動画が流れ る。
コメントと思いきや、瀧さんらしい放送コードギリネタ。 てかアウトww
Tバック状にしたパンツに割り箸を挟み、 ケツで折るという粗挽き宴会芸。
それでもファミリーとしての瀧さんを見捨てない赤江さんの思いは伝わってきてホッコリした。


ここから音楽パート。土屋レオ躍動。若干五月蝿い。


竹山さんのバイオリン。腰砕けの情熱大陸


金曜パーソナリティ筋太郎師匠、外山さんによる和太鼓。 カラオケ。

 

外山さんの加速していく「カブトムシ」はカラオケマシーンの不調で不発。が、歌は上手い。

山ちゃんのサビだけ「粉雪」は、実に取って付けた感が凄かったのだが、山ちゃんラジオ「不毛な議論」によると、武道館の屋根の玉ねぎがあの瞬間だけ腐ったらしい🤣

いつもは不毛な議論で滅多にたまむすびには触れない山ちゃんだったが、同日ということもあって1時間超もたまむすびトークが聞けた。神回と呼ぶにふさわしい面白さだった。

てか、山ちゃんクラスでメトロ乗って会場入りするんだね〜。吉本が凄いのか、山ちゃんが凄いのか。。

 

中西圭三の歌唱力に圧倒される。


赤江さん、クイーンの曲歌ってた時よりだいぶマシになってたけど、やっぱビミョーに音痴?


からのウルフ選手と赤江さんの柔道で音楽パート終了。

 


日本昔話風の絵と赤江さんの読み語り。 TBSにたまむすび家が出来てからのお話。 さんざんなことを言われたり、青鬼が去り、 お調子者が加わったりの紆余曲折を経て、 千階にも達する御殿になりましたとさ。

 

 

最後は全キャストがおめかししての写真撮影で大団円。

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各コーナーが始まる前のイントロの映像が秀逸で、 特にオープニングでそれぞれのパーソナリティが映像の後に、 名前が書いてある大きな団扇を抱えて出てくるタイミングが、 一人一人映像終わりとドンピシャで鳥肌が立った。
ロクにリハーサルも出来ていないだろうに、 プロの運営はすごいと改めて思った。

 

映像といえば、「おばあちゃんのつぶやき」 の総集編みたいなのがあり、 赤江さんのクオリティの低いモノマネが一番腹を抱えて笑えた。 特にえなり君のモノマネはズルい。思い出しただけで笑けてくる。

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そういえば、チケットを忘れてたりで出遅れ、 武道館に着いたのが入場開始時間の17時半となり、 ガチャガチャどころかグッズもほとんど売り切れていた。 ガチャガチャキーホルダーは特に残念だが、どこかで復活しそうな気もする。

ゲットした隣の人に見せてもらったのだが、それぞれの玉緒迷言に合ったフォントを選んでいたり、ファン納得のクオリティだった。

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ちなみに隣の人のキーホルダーは、「3秒前は過去」だったかな。なかなかの当たりではないだろうか。3歩歩けば忘れる鳥頭みたいで、赤江さんぽくて面白い🤭

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トイレ探していて、赤江さんデコトラを見れたのは良かった。 奥の方にあったので最初分からなかった。

 

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あと、有難いことに各席に一つずつたまむすび紙袋があり、 中には協賛スポンサーからのシャンプーとかが入っていて、 袋のシールにはポンコッツステッカーが裏に隠れていた。
当たりのステッカーが一万人中5個あり、 当たりの人はオープニング曲をリクエスト出来る権利付きとのこと だった。

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それと、収穫祭参加の鳩バスツアーがあったそうで、 初耳だったので、これは予め知りたかった。


それにしても、言っても武道館ライブへ来たのはイエモン以来、 二度目でしかないのだが、 ここまで年齢層の幅がある、しかも観客が皆大ファンのライブも珍しいのではと思った。

 

見かけた一番年配のお客は、 車椅子スペースにいたおそらく90絡みの腰の曲がった白髪のおばあちゃんで、70代以上の人もいっぱいいた。男女比もほぼ変わらないように見えた。改めてすごいな〜と実感した。


そんな自分も、東京へ出てきてタクシー乗りになってからの2018年暮れくらいからラジオを聴き始めたので、全然の新参者ではあるものの、別の仕事になった今も、一番たまむすびを楽しみに聴いている。

 

「心のデトックス」と誰かが言っていたと思うが、実にくだらないやり取りや、赤江さんのポンコツ工場長ぶりを、ながら聴きしているだけで、確かに心の負荷が軽減されていた一瞬に気がつくのである。


赤江さんが凄いのは、そんな瞬間を、老若男女、子どもからお年寄りまで、全ての人に届けれる可能性を持っていること。


安住アナも同じような力を持っているけれど、赤江さんのそれは、まさにタレント(才能)と言っていい、見れば分かる圧倒的な光を放っていた。

 

バイリンガルで頭の良さそう、隙を見せないと、判で押したような女性アナウンサーの中にあって、英語どころか日本語もアヤフヤな赤江さん。

自らが意図しない天然ポンコツぶりを遺憾なく発揮し、「パンツにセミ」等の一歩間違えればド変態ネタもオープンに話す彼女は、よい面ばかりを見せびからそうとしがちな女性アナウンサー群から、明らかに隔絶した立ち位置にある。

 

しかし、我々消費者は、そうしたキラキラした世界の、笑顔しか見せない女性アナウンサーの胡散臭さには、どこかもうウンザリしているのである。

 

それは、トップの一握りを除いて、多くの女性アナウンサーが、“消費”されるだけの存在でしかないことを、現実の生きづらさと無意識に重ねているせいかもしれない。

 

まあそれはさておいて、赤江さんはまず仮面を被っていないことが伝わってくるし、基本的な部分に「昔の日本人の良いところ」を感じるので、老若男女に多くのファンがいるように思う。

 

「昔の日本人の良いところ」というのも抽象的な表現だが、うまく言えないもののそれは、「お天道様は見ている」という、かつての日本人が誰でも持っていた倫理観に根ざしているように感じられる。

アホなことを言ってはいても、赤江さんは大事なことはちゃんと分かっている安心感が、大吉先生との不倫報道をリスナーが一顧だにしなかった理由なのだ。

 

また、今日の感謝祭で柔道パートを準備する時、竹山さんたち曜日パーソナリティたちが、大物であるにもかかわらず畳をそれぞれ持って設営していた事実が、たまむすびの人間関係が、信頼関係で成り立っているのが感じられて、個人的にいたく感動した。やさしい世界。

 

 

そして初めて赤江さんを実際に見て、本当に感じたのが、あれだけ第一線で活躍しているタレント陣を従えて、1アナウンサーどころか、一般人に片足つっこんだような彼女が、それを上回る輝きと面白さを発揮している事実。


たまむすびにおいては、あくまで赤江さんがメインディッシュであり、恒星であり、北極星なのだ。


フワちゃんのことをけなす訳ではないが、例えばフワちゃんが赤江さんと代わってメインパーソナリティを務めても、錚々たるサブパーソナリティを抑えてのメインディッシュにはなれないだろう。誰だって不可能のはず。


同じく、熱量があるだけでは恒星にはなれず、変わらないことだけが多くの人の指針になる訳ではないのだ。

 

これは残酷だが、結果的に代替可能であることになってしまった「アメトーク」における宮迫さんと、赤江さんの大きな違いだろう。

 

その、代替可能ではなく、本当にその人じゃないとダメなものを持てることって、とてつもなく幸せなことであるに違いない。


フツーの人なら、“一隅を照らす”ようになれるだけでも、立派なものなのだから。


そんな赤江さんの、器の大きさにまたも驚きつつ、同時代を生きられることに感謝したい。


そして、後継者としてすくすく育っている、娘のピン太郎ちゃんにも赤江イズムが継承されることを願いつつ、たまむすび二十周年でまたお会いしましょう。

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